コイン通りデンタルクリニック

栄養価の高い現代の食事は、口腔内の菌にも栄養を与え、その菌が食物の糖を分解して酸を作り出し、歯が溶けてしまった状態が虫歯です。初期の段階では自覚症状はほとんどありません。冷たいもの、甘いものがしみるのは中等度、熱いものがしみるのは重度のサインです。歯が完全に溶けてしまうと痛みを感じないケースも。その他、頭痛や発熱、神経痛など全身に症状が現れることもあります。

失ってしまった歯を補うための治療です。外れる心配がないため、体の一部のように使用できるというメリットがあります。本来の歯が多く残っている方が対象となりますが、歯槽膿漏の場合には施術ができません。まずは口腔内の状態を確認して、エックス線画像を撮影。その人に合わせたベストな治療を提供できるように、しっかりと検査を行います。治療後は年1回のメンテナンスが必要です。

当院では、まず仮の入れ歯（治療用入れ歯）を作製し、一定期間装着してもらいます。同時に、痛んだ粘膜を治療し、正しい顎の位置を見つけることで、一人ひとりに合わせた入れ歯の大きさを決定。噛み方の訓練や正しい舌の位置を覚えることも必要です。その後、最終的な入れ歯を仕上げるという流れです。こうすることで、本来の歯のように噛むことができる入れ歯を作っていきます。

歯と歯茎の間の溝（歯肉溝）が食べ物や菌によって詰まると炎症が起こります。歯茎が腫れて、出血しやすくなっている場合には歯石を取り除き、ブラッシング指導を行います。出血や口臭が気になる場合には長期の治療が必要です。適切な治療を受けることで歯を失わずに済むこともあるため、まずはご相談ください。炎症がひどくなると骨が溶けてしまうこともあり、早期の治療が大切です。

成人を対象に行っており、原則として矯正装置を隠した状態で治療を進めるのが当院の方針です。小児矯正とは異なり、歯茎の手術が必要な場合もあり、治療後に強い力が加わると歯が割れてしまったり、欠けてしまったりすることがあるため、スポーツなど激しい運動をする際にはマウスガードの着用をお勧めしています。正しい歯磨きと定期検診を継続し、噛み合わせのチェックも行いましょう。